習慣性嘔吐症候群にいい治療法はありますか?

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今回は習慣性嘔吐症候群について調べてみました。

誰の為でもない自分の子供が習慣性嘔吐症候群かも?しれないので調べただけで崇高な考えでもなんでもないのが残念です…。

習慣性嘔吐症候群とは

数日間の嘔吐発作を周期的にくり返すが、間欠期は正常であること、時間経過により自然治癒することを特徴としているようです。

習慣性嘔吐症候群はは全ての人種で見られ、発症年齢は小児でも成人でも見られるようですね。

軽症例であれば発症後2~5年程度で自然軽快することが多いようですが、重症例では成人期まで症状が残ったり片頭痛に移行する症例もあるようです。

いろいろ調べてみましたがこれといった治療法もなさそう…。

2つ英語の文献を読んでみましたが適応症の関係からちょっと日本では難しそうです。

お題論文1

The management of cyclic vomiting syndrome: a systematic review.

PMID:22634989

論文のPECO

明確なPECOの記載がない。

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? →

真のアウトカム?

真のアウトカムか? →

メタ分析の4つのバイアス

評価者バイアス → 不明

出版バイアス → MEDLINE、EMBASE、言語制限は不明

元論文バイアス → 1つ以外は後ろ向きコホート研究

異質性バイアス → 不明

結果

30%の症例で不安とうつが関連。

また、頭痛/片頭痛の家族歴は38.9%であり、この関連は成人では小児と比較してはるかに強かった。

小児と比較して、成人はより長い発作期間を有し、より頻繁に発症する。

発作の持続期間 5.9 vs 3.4 日

発作の頻度 14.4 vs 9.6 エピソード/年

成人ではスマトリプタンが有効。

予防的治療では、三環系抗うつ薬は成人および小児CVSの両方において効果的でそれぞれ75.5および67.6%の臨床応答が患者に認められたとしています。

プロプラノロールは小児において有用であることが示されているようです。

お題論文2

Cyclic Vomiting Syndrome: A Functional Disorder

PMID: 26770896

アブストラクトのみ抜粋

どの年齢でも起こりうるが、最も一般的な年齢は3〜7歳で母親の偏頭痛との関連性が見られるみたい。

治療としては、暗く静かな部屋で過ごす、静脈内水分補給、オンダンセトロン、スマトリプタン、クロニジン、ベンゾジアゼピン。

予防的治療としては、シプロヘプタジン、プロプラノロール、アミトリプチリン。

まとめ

シプロヘプタジンも使われることがあるのには驚きですね。

どれくらいの効果があるのか非常に気になります。

小児に対して最も処方しやすいのがシプロヘプタジンだからです。

とはいえ、副作用も気になるところではありますので文献ないか調べてみようと思ってます。

あとバルプロ酸という話もあったので後日読んでみます。

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