季節性アレルギーにはオロパタジン点眼がいいですか?

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今回も続けて季節性アレルギーの結膜炎に対する目薬の効果についてです。

今回はオロパタジン点眼。商品名だとパタノールになりますね。

個人的な意見ですが結構花粉症シーズンにはよく出る薬という印象です。

お題論文1

Evaluation of the efficacy of olopatadine hydrochloride 0.1% ophthalmic solution and azelastine hydrochloride 0.05% ophthalmic solution in the conjunctival allergen challenge model.

PMID:11558863

オロパタジン vs アゼラスチンの結膜アレルゲン誘発モデルを用いた研究です。

比較対照群は、

オロパタジン/アゼラスチン

オロパタジン/プラセボ(人工涙液)

アゼラスチン/プラセボ(人工涙液)

の3群比較をしたようです。(片方の目/他方の目という表記の仕方にしています。)

30秒毎に痒みの評価(0~4のスコアで行い4が痒みなし)を行い20分間の継続した結果、オロパタジンは、3.5分から20分までの痒痒み(-0.31 P <0.05)を軽減する点で、アゼラスチンより有意により有効であったとしています。

お題論文2

Clinical efficacy of olopatadine vs epinastine ophthalmic solution in the conjunctival allergen challenge model.

PMID:15324525

こちらは、オロパタジン vs エピナスチンでこれも結膜アレルゲン誘発モデル。

また上記研究と同様に3群比較で、

オロパタジン/エピナスチン

オロパタジン/プラセボ

エピナスチン/プラセボ

痒み評価は、投与3分後、5分後および7分後に行い、10分後、15分後、および20分後に赤みなどの評価をしているようです。

痒みはエピナスチンと比較して-0.19(p = 0.003)

赤みは-0.52(p <0.001)

お題論文3

Efficacy and comfort of olopatadine 0.2% versus epinastine 0.05% ophthalmic solution for treating itching and redness induced by conjunctival allergen challenge.

PMID:17559743

これもオロパタジン vs エピナスチン。

こちらは4群比較で、

オロパタジン/エピナスチン

オロパタジン/プラセボ

エピナスチン/プラセボ

プラセボ/プラセボ

5分後および7分後の時点で、エピナスチンより有意に低い眼のかゆみスコアを示したそうです。(それぞれp = 0.024、p = 0.003)。

その他赤みなどに対してもオロパタジンの方が有意に低かったとしています。

まとめ

3つの試験でエピナスチン、アゼラスチンとオロパタジンを比較していますがいずれもオロパタジンが有意に痒みなどが低かったとしています。

アブストラクトしか読めませんので批判的吟味もクソもありません。

しかし臨床の場で痒みなどのスコアが1も減らないというのは果たして実感できるほどの効果なのかわかりません…。

一応有意ついたけど言うなれば人工涙液でもある程度効果期待できるんじゃないのかな…。

詳しい方教えてください…。

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