子供に上気道炎に対する抗菌薬処方について教えると処方量は減りますか?

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介入の前後比較なのでどのチェックシートを使おうか悩みましたが、コホート研究のチェックシートを使用しています。

誤用だと思いますが、おつきあいください。

お題論文

Effect of educational intervention on antibiotic prescription practices for upper respiratory infections in children: a multicentre study.

PMID:16188917

論文のPECO

P : 生後3ヶ月から18歳までの急性中耳炎、tonsillopharyngitis、副鼻腔炎、上気道感染症と診断された患者(小さい子供の場合は親に?)

I : 子供の気道感染症の診断と賢明な治療に関する1日間のセミナー

O : 介入前後の異なる呼吸器疾患に対する抗菌薬処方の割合および妥当性

真のアウトカムか?

論文のアウトカムは真のアウトカムか? → 真のアウトカムとしました

調整した交絡因子は?

調整した交絡因子は何か? → 不明

結果

適切な抗生物質治療のオッズ比

急性中耳炎  1.8(95%CI 1.52~2.11、P<0.01)

咽頭炎  1.35(95%CI 1.13~1.61、P<0.01)

全体として、急性中耳炎の抗生物質の使用は93%から87.4%に、上気道感染症は13.8%から11.5%にそれぞれ減少。

副鼻腔炎では有意な差は見られていない。

まとめ

抗菌薬の適正使用のセミナーが使用を減らすかもしれないという前後比較の論文ですが、まあしょうでしょう。という感じですか?

批判的吟味はよくわかりません。

しかし、これくらいの差であれば最終的に処方を判断するのは医師なわけで減らそうと思えば減らせるような気がしなくもないです。

しかし、急性中耳炎には93%抗菌薬が処方されていて上気道感染症には13%処方だと日本とは全然状況が違いそうですね。

セミナーが効果的かどうかは結局わからないな…。

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