DPP-4阻害薬は水疱性類天疱瘡の発症と関係していますか?

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DPP-4阻害薬での類天疱瘡は添付文書にも記載されている副作用ですが、今回はDPP-4と類天疱瘡の報告を読んでみました。

残念ながらアブストラクトしか読めなかったのですが、頭に入れておきたい副作用ですね。

お題論文

Association of Bullous Pemphigoid With Dipeptidyl-Peptidase 4 Inhibitors in Patients With Diabetes: Estimating the Risk of the New Agents and Characterizing the Patients.

PMID:30090931

論文のPECO

P : 糖尿病で治療中の患者

E : DPP-4の服用

C : DPP-4の服用なし

O : 水疱性類天疱瘡の発症

真のアウトカムか?

論文のアウトカムは真のアウトカムか? → 真のアウトカム

調整した交絡因子は?

調整した交絡因子は何か? → 不明。年齢、性別、人種でマッチングはされている

結果

平均年齢 79.1歳

OR 3.2 (95%CI 1.9~5.4)

メトホルミンの使用とは無関係。

ビルダグリプチン(エクア)

OR 10.7(95%CI 5.1~22.4)

リナグリプチン(トラゼンタ)

OR 6.7(95%CI 2.2~19.7)

女性

OR 1.88 (95%CI  0.92~3.86)

男性

OR 4.46 (95%CI 2.11~9.40)

70歳未満

OR 5.59 (95%CI 1.73~18.01)

まとめ

参加者が合計400人ということで少なめではあると思いますが、OR3.2ということで関連性が示唆されています。

結果だけ見ると特に男性の方に注意が必要かなと思えますがどうなんでしょうか…。

DPP-4阻害薬を使用する際には注意したいですね。

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