アトピー性皮膚炎のかゆみに抗ヒスタミン薬はどれくらい効果的ですか?

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アトピー性皮膚炎のかゆみに抗ヒスタミン薬はよく処方されているのを見ますがどれくらい効果があるんでしょうか?

お題論文1

An evidence-based review of the efficacy of antihistamines in relieving pruritus in atopic dermatitis.

PMID:10606058

論文のPECO

P : アトピー性皮膚炎患者

E : 抗ヒスタミン薬?

C : プラセボ?

O : かゆみ?

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 不明

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 不明

メタ分析の4つのバイアス

評価者バイアス → 不明

出版バイアス → 不明

元論文バイアス → RCTと臨床試験?

異質性バイアス → 不明

結果

大規模で無作為化された二重盲検プラセボ対照臨床試験は実施されていない。

中程度から高いαまたはβエラー伴う小さくて厳密な無作為試験では、抗ヒスタミン剤をかゆみを和らげるために使用することには否定的。

1つの試験では、抗ヒスタミン剤の掻痒緩和の有効性を支持。

まとめ

古い論文で全く詳細わからず…。(泣)

そもそも読んでまとめる必要あったのかな…。

鎮静作用のある抗ヒスタミン薬の使用は夜間のかゆみを軽減するかもという文章はありましたがよくわかりません…。

お題論文2

Addition of fexofenadine to a topical corticosteroid reduces the pruritus associated with atopic dermatitis in a 1-week randomized, multicentre, double-blind, placebo-controlled, parallel-group study.

PMID:12828751

論文のPECO

P : 16歳以上のアトピー性皮膚炎患者

E : フェキソフェナジン60mg1日2回+局所0.1%ヒドロコルチゾン酪酸塩1日2回(ロコイド)

C : プラセボ+局所0.1%ヒドロコルチゾン酪酸塩1日2回(ロコイド)

O : ベースラインからの掻痒スコアの平均変化。(0=なし〜4=非常に重度)

ランダム化されている?

ランダム化されているか? → されている

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 明確

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 真のアウトカムと考えました

盲検化されてる?

盲検化されているか? → されている

ランダム化は保持された?

ランダム化は最終解析まで保持されたか? → 不明

結果

スコアの平均変化

フェキソフェナジン群 -0.75(95%Cl -0.88~-0.62)

プラセボ群 -0.5 (95%Cl -0.62~-0.38)

P=0.0005

この改善は処置のわずか1日後に見られ(P = 0.039)、処置期間を通して維持された(P= 0.019)。

プラセボと比較して、フェキソフェナジンは、昼間(P=0.0001)と夜間の痒み(P=0.013)の両方を有意に改善。

さらに、フェキソフェナジン群はプラセボ群と比較して、掻痒面積と体表面積の比を減少させた(P=0.007)

まとめ

有意差は見られたものの0.2ほどのスコアの差が実感できるものなのか疑問が残ります。

その他の項目も多分二次アウトカムで有意差があったとしかわかりませんので保留ですね…。

またアブストラクトしか読めませんので批判的吟味もできません…。

ただ、あまり効果的ではないのかもしれませんね…。あくまでも補助的な位置づけ。

ガイドライン読んでも要領を得ない感じ…。

次回以降に続く…。かも。

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