風邪にプラセボが効くの!?

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お題論文

Placebo effects and the common cold: a randomized controlled trial.

PMID:21747102

論文のPECO

P : 12〜80歳の新規に風邪をひいた患者

非投与

盲検化したプラセボ

盲検化したエキナケア

オープンラベルのエキナケア

の4群比較

O : 風邪の持続期間と重症度

ランダム化されている?

ランダム化されているか? → されている

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 明確

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 真のアウトカムと判断しました

盲検化されてる?

盲検化されているか? → オープンラベルもあるし、非投与もあるので厳密には盲検化できていない?

ランダム化は保持された?

ランダム化は最終解析まで保持されたか? → ITT解析されたかの記述はなし。最終解析に含まれていないのは6名

サンプルサイズ

720名と計算されているが参加者は719名

結果

風邪の平均持続期間

非投与群 7.03日

盲検化したプラセボ群 6.87日

盲検化したエキナセア 6.34日

オープンラベルのエキナセア群 6.76日

重症度スコア

非投与 286

盲検化したプラセボ 264

盲検化したエキナセア 236

オープンラベルのエキナセア 258

非投与 vs 盲検化したプラセボ

平均持続期間

–0.16 (–0.90 to 0.58)

重症度

–22.0 (–70.3 to 26.3)

盲検化したエキナケア vs オープンラベルのエキナケア

平均持続期間

0.42 (–0.28 to 1.12)

重症度

22.0 (–18.9 to 62.9)

まとめ

すごく興味深い研究ですね。

風邪に対してのプラセボの効果を検討しています。

いずれも有意差はなしという結果になっていますが、数値を見るとプラセボでも投与することで症状の持続期間や重症度が少なくなる傾向。

でも有意差出てないという結果ですからなんとも言えないですね…。

侮りがたし。プラセボ。という感じでしょうか?

「ここに来ないと風邪治らないの。」とか「早く治そうと思って病院に来た。」という患者さんの言葉はそういう行動自体が効果を発揮しているのかもしれない。

と考えると無下に風邪なら家で寝てれば大丈夫!とも言えなくなるか?

風邪…。難しい…。

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