ACEiは誤嚥性肺炎リスクを下げますか?

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お題論文

Angiotensin-converting enzyme inhibitor use and pneumonia risk in community-dwelling older adults: results from a population-based case-control study

PMID: 22949094

論文のPECO

P : 免疫抑制、重度の癌、がん治療、重度の慢性腎臓疾患、ヒト免疫不全ウイルスに対する特定の免疫抑制薬または薬物療法を受けているものは除外した65〜94歳

E : ACEiの使用

C : ACEi使用なし

O : 肺炎の予防

真のアウトカムか?

論文のアウトカムは真のアウトカムか? → 真のアウトカム

調整した交絡因子は?

調整した交絡因子は何か? → 喘息、COPD、COPDの入院歴、在宅酸素の使用、肺疾患での長期ステロイド使用、FEV1が測定されたかどうか、嚥下障害、​​うっ血性心不全、うっ血性心不全の入院歴、肺高血圧症、糖尿病、1年間の受診数、肺炎球菌ワクチン接種、今年のインフルエンザ予防接種、吸入コルチコステロイド、経口コルチコステロイド、フロセミド、ジゴキシン、インスリンの使用

結果

参加者の使用薬剤(※カッコ内はSDD)

リシノプリル(10mg) 95.4%

カプトプリル(50mg) 2.6%

エナラプリル(10mg) 1.9%

調整後OR

ACEi使用 vs 不使用

調整後OR 0.99 (95%CI 0.83〜1.19)

1SDD未満

調整後OR 1.09(95%CI 0.77〜1.55)

1〜2SDD

調整後OR 0.88(95%CI 0.71~1.09)

2SDD以上

調整後OR 1.39(95%CI 0.93~2.06)

まとめ

90%以上がリシノプリルで日本ではそんなに多く用いられているACEiではないような気がします。

というかネスト化症例対照研究ってどう違うの??

とりあえず期待するほどの予防効果ははっきりとわからない感じの結果ですね。

誤嚥性肺炎とACEiの関係については結果が分かれているような印象を持ってます。

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