リレンザの効果はどれくらいですか?

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まだまだやります。インフルエンザ。笑

今回はリレンザそのものを検討したものですね。

でも、正直妥当性とかよくわかりませんでした…。

お題論文

Zanamivir for influenza in adults and children: systematic review of clinical study reports and summary of regulatory comments

PMCID: PMC3981976

論文のPECO

P : 健康な5歳〜65歳までの合計14,628人(治療試験で7678人、予防試験で6950人)

E : ザナミビル

C : プラセボ

O : 症状緩和、病院への入院、および合併症

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 一次アウトカムが3つなので明確と言えそうです(?)

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 真のアウトカム

メタ分析の4つのバイアス

評価者バイアス → 2名が適格性を判断し、3人目の著者がarbitratedと記載あり。(arbitratedって直訳だと仲裁と出てくるんだけどどういう意味だ?)

出版バイアス → funnel plotでは検討されていない。

元論文バイアス → RCTが集められていてITT解析もされているよう。

異質性バイアス → 逆分散法とI2、χ2で検討されている。

結果

成人の症状の緩和までの短縮時間

0.60日(95%Cl 0.39〜0.81日、P <0.001、I2 = 9%)

小児の症状の緩和までの短縮時間

-1.08日(95%Cl -2.32〜0.15)。

成人その他の症状

確定した肺炎としていない肺炎

RR 0.90 (0.58 to 1.40)

X線で確認された肺炎

RR 1.02 (0.35 to 3.02)

気管支炎

RR 0.75 (0.61 to 0.91)

中耳炎

RR 0.81 (0.54 to 1.20)

副鼻腔炎

RR 1.12 (0.82 to 1.48)

小児のその他の症状

肺炎

RR 0.53 (0.12 to 2.38)

気管支炎

RR 0.86 (0.26 to 2.80)

副鼻腔炎

RR 0.87 (0.12 to 6.45)

中耳炎

RR 1 (0.59 to 1.72)

まとめ

ちょっと個人的に分かりにくいシステマティックレビューでした…。

リレンザなのでブラインドは難しいと思うのでそこ注意したいです。

リレンザの症状緩和までの期間は約半日と今までの印象と変わらない効果です。

ただ、気になる点として、成人の気管支炎と小児の中耳炎ですかね。

成人だと気管支炎にも効果ありそうな数字になってますがどうなんでしょ。

また、小児の中耳炎に対しては有意差なしになっています。

タミフルは小児の中耳炎リスクを減少させる報告があったようなので(るるーしゅ先生のブログ見てみてね。)その辺すっごく気になる…。

だって、この論文だけだともちろん判断できないですけど、タミフルで中耳炎減って、リレンザで減らないならタミフルの方が良くないですか?

症状緩和までの期間は変わらないんだし。

その辺どうなのか頭いい人教えて〜。

他の文献ないか探してみます。

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