高齢者の薬物使用の最適化への介入で副作用を減らせますか?

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おい!雪!どうしてくれるんだ!

もう降らなくていい!!

twitterを見ていただいている方はご存知の通り記録的な大雪でもう通勤するだけでヘトヘト…。

幸い事故などはありませんでしたが至る所で事故は起きております。

やっと今日から平常運転です。

今日はアブストラクトしか読めませんがリハビリ兼ねて読んでみました。

お題論文

Meta-analysis of Interventions to Reduce Adverse Drug Reactions in Older Adults.

PMID:29265170

論文のPECO

P : 平均年齢65歳以上の高齢者

E : 介入群(薬剤師主導型の介入(8件)、他の健康専門家介入(3件)、短期間の教育セッション(1件)、技術的介入(1件))

C : 不明(対照群としか記載されていない)

O : 有害事象(?)

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 有害事象とするなら明確

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 有害事象とするなら真のアウトカム

メタ分析の4つのバイアス

評価者バイアス → 2名の著者が独立して抽出、評価している

出版バイアス → EMBASE、PubMed、OVID、Cochrane Library、Clinicaltrials.gov、Google Scholar

言語などは不明

元論文バイアス → RCTのみが対象となっているがITT解析などがされたかは不明

異質性バイアス → 不明

結果

13件のRCTに参加した6,198名のメタ分析。

有害事象

介入群は対照群より有害事象を経験する可能性が21%低い。

OR 0.79 (95%CI 0.62~0.99)

深刻な有害事象

介入群は対照群より深刻な有害事象を経験する可能性が36%低い。

OR 0.64 (95%CI 0.42~0.98)

まとめ

残念ながらアブストラクトしか読めず異質性なども不明のため割り引いて考える必要はあると思います。

また、介入群も介入の仕方がバラバラなのでそれぞれの介入ではどれほどの違いになるのか気になるところです。

しかし、介入によって有害事象が有意に減ったという結果は注目ですね。

医師が適当な仕事をしているからこういった結果になるんだ。とか医師の間違いが多い。とか薬剤師が仕事してなかったんだな。とかそういう単純な話ではなく、一人一人の患者に対して多方面からアプローチし個々に最適化していくということが大事なのではないかということを考えさせてくれる論文ではないでしょうか。

その為にも私は今まで以上に勉強しなければなりません。(元の頭が悪いから)

あ、勉強するだけ無駄だよっと思ったそこのあなた!それ当たってますね…。泣

それならそれでもいいのです。

(私以外の誰かが)こういった研究結果に応え実践しまた結果を報告することを繰り返すことでよりよい医療が実現しないかなぁ。と(他力本願な)夢を描いたのでした。笑

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