プロバイオティクスは子供の便秘に効きますか?

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久しぶりの更新になってしまいました…。

以外と多い子供の便秘。

飲む薬は様々ですが今回はプロバイオティクスです。

お題論文

Positive Effect of Probiotics on Constipation in Children: A Systematic Review and Meta-Analysis of Six Randomized Controlled Trials

論文のPECO

P : 18歳以下の便秘症の小児

E : プロバイオティクス

C : プラセボ

O : 便の頻度?(mainやprimaryなどの記載はない)

一次アウトカムは明確?

一次アウトカムは明確か? → 便の頻度だとすれば明確

真のアウトカム?

真のアウトカムか? → 真のアウトカムと考えています

メタ分析の4つのバイアス

評価者バイアス → 2名の評価者が独立してデータ抽出、評価している

出版バイアス → PubMed、Springer、Elsevier Science、Cochrane Library、Scopus、Ovid(Medline、EMBASE、PsycINFO)、Orbis、Web of Scienceで検索されているが、英語のみの文献が評価されている。

Funnelプロットで検討されており、対象に見える。

元論文バイアス → ランダム化比較試験のみ。ITT解析されているかはこの論文からは不明。

異質性バイアス → χ2、I2で評価されており、有意な異質性を示したI2≧50%であれば、分析にランダムエフェクトモデルを用いている。

結果

追跡期間は3〜12週間。

検討された論文で用いられていた菌は、Lactobacillus rhamnosus GG、Lactobacillus casei rhamnosus Lcr35、L. casei,L. rhamnosus・S. thermophilus・B. breve・L.acidophilus・B. infantis、Lactobacillus casei・Lactobacillus rhamnosus PXN54・Streptococcus thermophiles PXN66・Bifidobacterium breve PXN25・Lactobacillus acidophilus PXN35・Bifidobacterium infantis PXN27・Lactobacillus bulgaricus、Lactobacillus Sporogenes、Lactobacillus delbruec kiissp. Bulgaricus CNCM strain numbers I-1632 and I-1519・Streptococcus the rmophilus CNCM strain・Lactococcuscremoris Blactis DN-173 010

便の頻度

MD 0.73 (95% CI 0.14~1.31 P = 0.02、I2=84%)

サブグループ解析

3〜5歳

MD 1.62 (95%CI -0.4~3.65 P=0.12、I2=96%)

6〜7歳

MD 0.28 (95%CI -0.29~0.85 P=0.34、I2=87%)

アジア

MD 1.18  (95%CI 0.33~2.02 P=0.006、I2=96%)

ヨーロッパ

MD 0.08 (95%CI -0.79~0.95 P=0.86、I2=87%)

まとめ

ラックビー微粒Nとラックビー錠がBifidobacterium longum、Bifidobacterium infantisみたいなので2014年のイランの研究で使用されているようですがそれ以外のよく見る整腸剤の菌株は含まれていないようです(ビオフェルミン、ビオフェルミンR、ミヤBM、ビオスリーは検索しましたがヒットせず)。

なのでビオフェルミンやビオスリーではどうかというとまた話が変わると思いますし、ラックビーも他の菌株も入っての検討みたいなのでまた話が変わりそう。というかイランの研究では全体のアウトカムである便の回数は有意差なしという結果ですし…。また異質性が非常に高いですね…。

なので割り引いて考えると実際に実感できるほどの効果があるのか微妙になるかもしれないんじゃないかな…?どうなんでしょう。

菌株まとめて解析してもいいもんなのかも個人的には疑問…。効果が高い菌株とそうでもない菌株があるのかというのも疑問…。

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