インフルエンザワクチンの費用対効果は高いですか?

カテゴリー




節約がモットーの薬剤師(?)として見逃せない論文がtwitter上に流れていたのでアブストラクトのみですが読んでみました。

お題論文

Cost-effectiveness of Strategies for Offering Influenza Vaccine in the Pediatric Emergency Department

PMID:29114729

論文のPECO

P : 小児(?)

E1 : 全ての患者にワクチン接種

E2 : 5歳未満の患者にのみ接種

E3 : 高リスクの患者にのみ接種

C : ワクチン接種なしの4群比較

O : インフルエンザ1例あたりのコストと費用対効果の比(単位はドル)

これコホート研究なんでしょうか?

ちょっとよくわからなかった…。

なので批判的吟味全くできていません…。(アブストラクトだけだし…。)

そしてPECO立て自信ありません…。

結果

インフルエンザ1例につき患者全員にインフルエンザワクチンを提供する群で最も安く、114.45ドル(95%CI 55.48ドル~245.45ドル)。

ワクチン接種なしと比較して33.51ドル(95%CI 18~62ドル)節約できたとしています。

インフルエンザの症例は患者1000人あたり27人減少。

すべての患者にワクチンを提供すると0.72日(95%CI 0.18~1.78日)生存年数が失われたのに対し、接種なしでは0.91日(95%CI 0.25~2.2日)失われた。

小児救急では定期的にインフルエンザワクチンの接種を提供していないがコスト効果が高く経済的負担を大幅に軽減する可能性があると締めくくられています。

まとめ

批判的吟味もできておらずこういった費用対効果の解析法も全く分かっていません(RCTとかならわかってんのか?と言われるとそちらもわかってませんが…。泣)が、接種なしと比べると33.51ドル節約できたというのはすごいですよね。

12月6日12:40分現在は1ドル112円台。

単純計算で3,753円節約できたと。少なくとも3,000円ほどの節約効果になるという結果。

これが日本にも当てはまるかと言われると保険制度などの違いもあり一概に比較できないかもしれません。

しかし、少なくともインフルエンザワクチンを打った方が医療機関は儲からないでしょう。

(わざわざこういった論文読まなくてもわかりきってることですが…。)

だって医療費節約できたってことは医療機関は儲からなくなったってことですからね。(多分)

スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする